活動記録


松江道場での最後の練習
2012年1月29日
 先々週にお伝えしましたが、今日で松江道場の活動を休止いたします。先週の内容のように、練習生にこれから伝えていくべきテーマも明確になって本当に心残りなのですが、本業の転勤で広島に生活の場を移すことになりました。

 松江で一緒に練習したOさんは本当に筋の良い方で、これからますます上達していくだろうと感じていました。ぜひこれからも何かの武道を続けて頂きたいものです。

 練習生ではありませんでしたが、道場設立の当初から合同練習をしてくれた剣士のKくんは、私の実験的取り組みにも熱心に協力してくれました。松江の地で、できればOさんと一緒に剣道を続けてほしいです。


 また広島で活動を続けていきますので、ここで少しでも春風館少林武術に興味を持った方は、引き続き応援していただければと思います。ありがとうございました。

(松江道場長 桑原)
    
脱力と重心運動について
2012年1月22日
 最近、大学生の頃よりも突きの威力が上がりました。ただ練習量は週2〜3回→週1回と減りましたし筋トレもしていませんので、理由がよくわかりませんでした。しかし、理由がわからなければ人に伝えることができませんし、それ以上自分自身の向上も望めませんので、去年の終わり頃からずっと考えながら練習に取り組んでいました。そこで気がついたのが、「下半身の使い方」と「脱力」です。

 今さらですが、この二つは武道をやっている人なら誰でも知っていることで基本といってもいいかもしれません。しかし、正直に言うと「出来ているつもり」になっていて、深く考えたことがなかったように思います。自分の気付きをもっと詳細に表わすなら「重心の運動」と「肘の脱力」になります。「移動」ではなく「運動」としたのは、前後左右だけでなく上下と回転も含むと考えるからです。

 以前は重心の移動と肩の脱力は意識していたものの、重心の上下と回転を意識できていなかったので下半身の使い方が不十分で、また肘の力みで勢いが殺されていたのだと思います。

 今回の練習ではこの気付きを基に「寸剄を用いた重心運動の知覚訓練」と「重心運動の羅漢長拳への応用」に取り組みました。かなり難しかったようですが、確実に威力が上がることを実感してもらえ、これまでと意識を変えることは出来たように感じました。

 この取り組みについてはまだ不十分な点がたくさんあるので、時間をかけて掘り下げていこうと思います。

(道)

次回練習時間…1月29日(日) 10:00〜12:00    
練習初め
2012年1月15日
 本来ならば1月8日に本部道場で開催された宗家杯の感想などをお伝えするはずでしたが、諸事情により大会を欠場しました。宗家はもちろん、全国の先生方と会うことのできる貴重な機会だっただけに非常に残念です。ありがたいことに、宗家に欠場をお伝した際に、また近いうちに本部講習会を開いてくださるとのことでしたので、もう少し修練しながら楽しみに待ちたいと思います。

 さて練習初めですが、昨年末から課題として取り組んでいた打撃力向上の成果が現れてきましたので、練習生と一緒に成果確認を行いました。これについては、次週にもう少し詳しく解説したいと思います。


 年始早々ですが、もう一つ残念なお知らせがあります。今月いっぱいをもちまして、松江道場の活動を一時休止いたします。活動がようやく軌道に乗って見学希望の方も徐々に増えてきた矢先ですが、また別の地で心機一転がんばりたいと思います。

 これまで松江道場を見守ってくださったみなさまに、厚く御礼申し上げます。

 今後の予定はまた後日ご報告しますが、当サイトはまた名前を変えて運営していくつもりです。

(道)

次回練習時間…1月22日(日) 13:00〜15:00    
久しぶりの更新
2011年12月10日
 なかなか時間が取れず、更新が滞っていました。更新がなかった間も練習はほぼ週一で行っています(内容は練習メモに記載)。

 最近はすっかり寒くなりました。冬季の練習では体を冷やさないように、また基礎体力の向上を目的として基本のおさらいを中心に行おうと考えています。練習生にとっては練習段階が進んだところで、もう一度基本を見直すことで新たな発見もあると思いますし、また指導する方としてはさらに深いところの解説もできます(今更ながら、基本は奥が深いと実感しています)。

(道)

次回練習時間…年内の活動はありません。
          1月8日(日)は本部道場において、年始会および宗家杯に出場予定です。
套路について
2011年11月6日
 基本長拳については大筋を覚えられているようでしたので、今回も自主練習後に成果発表として、基本長拳を演武してもらいました(私は七星拳をしました)。

 練習のポイントとしては、套路がいかに速くても、技一つひとつが効かなければ意味がないと思いますので、一定のリズムの速さよりも緩急をつけた速さを意識しましょう。上半身だけの手打ちにならないように、突き蹴り受けに体重を乗せるよう気をつけると、自然に緩急がついてくると思います。

 来週の練習はお休みします。
(道)

次回練習時間…11月19日(土) 13:00〜15:00
昇級試験準備についてA
2011年10月30日
 先週、「そろそろ練習生に6級の昇級試験を受けてもらおうと思い…」と書きましたが、衝撃の事実が…昇級認定の試験内容が改訂されました!

 新しい内容で昇級試験の準備をする必要があるためもうしばらくかかりそうです。

(道)

次回練習時間…11月6日(日) 13:00〜15:00
昇級試験準備について
2011年10月15日
 そろそろ練習生に6級の昇級試験を受けてもらおうと思い、その準備として基本諸法および基本長拳のおさらいをしました。特に基本長拳では流れを覚えることに重点を置くために自主練習とし、自主練習の成果として基本長拳の単演を発表してもらいました。ゆっくりではありましたが間違うことなくできていましたので、もう少しだけ精度をあげてできれば合格だと思います。

 基本諸法とは、待機姿勢であり構えでもある「結手立」に始まり、礼・立ち方・座り方などの礼儀作法や各種の突き方・蹴り方など、少林拳を学ぶ上での土台となる教えですが、こちらも日頃から休憩中などに話して覚えてもらっているので特に問題なかったです。次は拳母に取り組んで行きましょう。


 来週は所用のためお休みします。
(道)

次回練習時間…10月30日(日) 17:00〜19:00
陰手棍の練習についてA、九大支部練習報告B
2011年10月9日
 これからしばらくは陰手棍の練習メインになりそうです。実際、3連休のうち道場練習日以外の2日とも、近所の公園で練習しましたし…。
 記憶が薄れる前に形にしなければと思っています。

〜支部練習報告B〜

・総括
 いつも思うのですが、春風館で少林拳をしている人たちは非常に礼儀正しいです。九大支部ももちろん例外ではなく、後輩は先輩を敬い先輩は後輩を慈しむ、そんな空気が自然とあります。私は「少林武術部」が「少林拳愛好会」であった時から知っていますが、後輩のみんなが本当に善い伝統を築いてくれたと誇りに思います。
 今回の練習ではたくさんのパワーをもらいましたし、これからも間をあけずに練習に参加できたらと思います。

〜以 上〜


(道)

次回練習時間…10月15日(土) 13:00〜15:00
陰手棍の練習について、九大支部練習報告A
2011年10月2日
 さっそく棍を入手して陰手棍の練習をしました。といっても動画を見つつ、先週の支部練習を思い
出しながらでしたが・・・
 棍を廻しすぎて手が痛くなりましたが、新しいものを練習するのはいつでも楽しいものですね。今は
育児休暇中(?)の副道場長も棍にはかなり興味があるらしく、久しぶりの練習見学をしていまし
た。練習復帰も近いかもしれません。

〜支部練習報告A〜

・5級科目(剛法)(続き)
 今回の練習の中で、受けと打突ともに「痛い」とか「重い」と言ってもらえたのはうれしいことでした。
特に最近は順突きの癖を直そうと、基本長拳の型を意識して練習していたため、上半身だけの手
打ちになっていない感触を掴めたように思いました。

・乱取(空乱)
 練習には参加していませんでしたが、博多道場長から乱取をして欲しいとの言伝がありましたの
で、実に5年ぶりに乱取をしてきました。
 防具を持って行っていなかったので、防具をつけない空乱を1分間×6人とすることになりました。
最初の相手は活きのよい新入部員で、ブランクもあって非常に疲れました。正直、全員の相手が
できるかなと不安になりましたが、その後は後のラウンドになるほど勘が戻ってきたようでした。
〜続く〜

(道)

次回練習時間…10月9日(日) 17:00〜19:00
九大支部練習報告@
2011年9月23日〜24日
 数年前から春風館でも棍の套路が取り入れられましたので、新套路である陰手棍の練習に九大支部を訪問してきました。私が引退してから実に5年ほど経っていましたが、去年の本部講習会で一緒に練習した面々も、初めて会う後輩もいて、なんとなく懐かしい雰囲気で練習する事ができました。
 23・24日とも前半は現主将の下地くんから陰手棍を習い、後半は新入部員の指導をしたり、普段できない大人数での剛法や乱取をすることができました。以下、感想や気付きを(長くなりそうなので、何回かに分けて書きます)。

・陰手棍
 棍の練習はとても難しかったのですが非常に新鮮で、今までに無い動きがあり、また棍の旋回は手首の鍛錬にも良いと感じました。すぐに(忘れないうちに)自分用の棍を購入して練習を始めたいと思います。

・5級科目(剛法)
 剛法に限りませんが、色々な人と練習するのは非常に良い経験になると思います。各自の間合いがあり、それにどう自分の間合いをフィットさせるのか。常に良い打突をするために重要なことが勉強できます。
 私が黒帯になったときに先生に「黒帯になったら受けで相手を壊せるようになりなさい」と言われました(もう少し穏当な表現だったかも…)。「防御=攻撃」ということですが、常に意識して剛法をしています。その先生の受けは本当に痛かったですし、打突はもっと強力で、それを受けるためには確かに「受け身の受け」ではだめだと感じたものでした。
〜続く〜

(道)

次回練習時間…10月2日(日) 17:00〜19:00(予定)
弓歩について
2011年9月18日
 打突が順突きに変更になってから、特に弓歩の意識を大切にしなくてはいけないと思い始めたので、基本練習に弓歩と馬歩を追加しました。打突や突き流しの突き終わりにきちんと弓歩ができるようになればと思います。

 来週は九大支部の練習に参加しますので、次の松江道場の練習は再来週になります。支部では新しい套路を練習してきます!
(道)

次回練習時間…10月2日(日) 17:00〜19:00(予定)
打突について
2011年9月11日
 去年の秋季講習会において、打突が順突きに変更になりました。その際、一つひとつの動きの終わりをきちんと止めて、曖昧な動きにならないようにという指導がありましたが、しっかり意識して練習することにより相対演武にも繋がっていくように感じました。
(道)

次回練習時間…9月18日(日) 17:00〜19:00(予定)
癖について
2011年8月28日
 今日は久しぶりに突き流しをしました。順突きの突き流しでは、ついつい廻り込もうとして体が流れてしまう癖が(私に)あります。最近気づいた癖なので、練習生にうつる前に直したいものです。
 北斗長拳はとにかく速い套路ですが、まずは正確に覚えることに集中しましょう!
(道)

次回練習時間…9月11日(日) 13:00〜15:00(予定)
弓歩と馬歩
2011年8月20日
 基本長拳では足を弓歩と馬歩の形に交互に踏みかえますが、今回の練習では足の形が整ってきていてきれいに見えました。全体の構成もほぼ覚えられているので、後は反復して完成度を高めていくだけですね!

(道)

次回練習時間…8月28日(日) 16:00〜18:00(予定)
1ヶ月ぶりの練習
2011年8月13日
 諸々の事情により、思いがけず1ヶ月ぶりの練習になりました。
 久しぶりの練習でしたので、ゆっくり基本の突き蹴りと受け身をし、腰を落とすことに主眼を置いて基本長拳をおさらいしました。
 その後は見取稽古ということで、動きの解説を加えながら北斗長拳と昭陽拳をしました。
 しばらくは練習時間が不規則になるかもしれませんが、なるべく週1の練習ペースを守りたいです。

 ところで、来月のどこかで福岡の九大支部の練習に参加できればと考えています。
参加できたなら、いろいろ吸収してきたいと思います!
(道)

次回練習時間…8月20日 16:00〜18:00(予定)
交差受けについて
2011年7月16日
 今日は前半は套路の練習、後半は剛法の練習を行いました。
 「差込蹴りに対する交差受蹴り」では力の強い蹴りに対して押し込まれないように交差受けをしますが、あまり体から離れたところで受けようとすると「点」で受けることになり、受けが外れることがあります。受けは体から離しすぎず、「線」で受けるように気をつけましょう。
(道)

次回練習時間…7月23日 17:00〜19:00
講習会DVDの観賞
2011年7月9日
 今日は練習はお休みでしたので、去年の本部講習会のDVDを見ました。
(道)

次回練習時間…7月16日 17:00〜19:00
手刀打ち・振り突きについて
2011年7月2日
 (先週は所用により急遽お休みになりました。)
 今日は基本練習に入ってない手刀打ちと振り突きを練習しました。手刀打ちはかなり苦労されていたみたいですが、手刀に気を取られて体が流れないように気をつければ大丈夫です。振り突きは肘が伸びきると痛めてしまうので、肘は曲げたままコンパクトに振りぬくように注意が必要ですね。こちらは問題なく出来ていたと思います。
 また途中から久しぶりにKさんが参加されましたので、良い機会ということで柔術を練習しました。掛ける相手が違うと勝手が違いますし、どうやったら掛けられるかということで多くの発見がありました。また近いうちにこのような機会があれば良いですね。
(道)

次回練習時間…(来週7月9日はお休みします。)
          7月16日 17:00〜19:00
手を張ること
2011年6月18日
 最近は剛法の練習をしています。これは2人1組となり、攻撃に対する防御と反撃を繰り返す練
習ですが、練習生はこの受け(防御)がとても良いです。最初は構えの段階で指先まで意識して
「手を張る」ことが不十分であったりして、受けに力が入らずに押し込まれるようなことがあるものです
が、きちんと手を張ることができているのでしっかりと防御できています。
 拳母の練習も始めました。手刀打ちや裏拳、受けや蹴りなどが一体で練習できる優れた套路で
す。
 すべての練習に言えることですが、新しいことを覚えることは大変だと思います。が、何回でも教え
ますので遠慮なく聞いてください。
(道)

次回練習時間…6月25日 17:00〜19:00
柔術について
2011年6月11日
 柔術ではかけ終わりに固める場合があり、その一つに肩固めがありますが、練習生の方はこの練習で肩こりの症状に改善が見られたそうです。というわけで、強いリクエストにより今週も柔術の練習をしました。立捕りの練習が加わり、少し動きが難しくなったと思いますが、居捕りと基本は変わりませんので、繰り返し練習しましょう。
(道)

次回練習時間…6月18日 17:00〜19:00
所作について
2011年6月4日
 今日から武道館での練習になりました。様々な団体が練習されているので、失礼にならない程度に見ていると色々発見もありおもしろいものです。
 逆突きがとても良くなってきたので、順突きの練習をしました。前回練習した時(3月19日)よりも安定した動きで、突き蹴り全般に理解が深まっているように思います。

 少林武術では、所作も大事な修練項目の一つです。ひとつひとつの動きの始まりから終わりまで、構えから始まり構えで終わるように所作に気をつけなければなりません。これがなかなか難しいです。常に念頭に置いて練習しましょう。
(道)

次回練習時間…6月11日 17:00〜19:00
気合(発声)について
2011年5月28日
 今日は基本突き蹴りで、初めて蹴りの一つである足刀を練習しました。足刀は他の蹴りと異なり、横方向への蹴りでバランスがとり難いため、ある程度下半身の鍛錬が出来たところで練習します。蹴る部分も今までと違うところなので、これから練習しましょう!
 突き蹴りの際にする発声を「気合」と言います。人間は動く瞬間に息を吐くことで力を込めることができ、気合(発声)はこれを容易にするため、スポーツなどでもよく見られます。大きな声を出すことは慣れるまでは恥ずかしいですが(特に少人数ですと…)、日常めったにありませんので終わった後は気持ちよいものです。
 気合の練習の後は突き流しをしました。突き流しは久しぶりでしたが、練習生の動きが格段にきれいになっていました。この1ヶ月間、防具突きを含め基本の突き蹴りにじっくりと取り組んだ成果だと思います。
(道)

次回練習場所・時間…島根県立武道館、6月4日 18:00〜20:00
残心について
2011年5月21日
 今日は久しぶりに柔術をしました。柔術は痛いのですが、「人間の体のココをこうすると痛いのか!」ととても興味を持って練習できるので楽しいです。
 残心について。
 少林拳に限らず武道一般には、「残心」というものがあります。「(動きとしても心構えとしても)油断せず敵に備える」というような意味です。一つの挙動の終わりに必ずこの残心をする事により、メリハリがついて美しい所作になります。常に意識できれば上達のスピードも格段に早くなると思います。
(道)

次回練習予定…5月28日 17:00〜19:00
基本長拳の反復
2011年5月14日
 (HP作成ソフトの調子が悪く、久しぶりの更新となりました。)
 今日は基本長拳のおさらいをしました。基本長拳は左右で同じ動きを繰り返していきますので、混乱しやすいですがとてもバランス良く鍛錬できます。動きをひと通り覚えたら細かい部分を修正していきましょう。
(道)

次回練習予定…5月21日 18:00〜20:00
防具突き・蹴り
2011年5月7日
 先週はお休みしましたので、2週間ぶりの練習となりました。
 前回も行った防具突きに加え、防具蹴りも行いました。突き蹴りに威力を出すためには、上半身だけでなく全身を使わなければなりませんが、肩に余計な力が入らないように気をつけたいものです。
 また今回で基本長拳を全部通してやることができましたので、これからは反復して下半身の強化に取り組むようにしましょう。
(道)

次回練習予定…5月14日 18:00〜20:00

防具突き
2011年4月23日
 基本立ちからの突き蹴りが整ってきましたので、今日は防具突きを取り入れてみました。「実際に何かに当てる」という意識を持ってやることにより、相手の正面を避けながら突く(蹴る)という動きが強く感じられると思います。また感想を聞くと、こんなに近くないと突きは当たらないということに驚いていたようでした。
 基本長拳も大分進んできました。毎週毎週少しずつ新しいことに挑戦して大変かもしれませんが、ゆっくり覚えていきましょう!
(道)

基本長拳についてpart2
2011年4月16日
 最初に少林武術に触れてから1か月半、練習生の方も、基本の突き蹴りがずいぶん滑らかになってきました。鏡を見ながらの基本練習でも、初歩の段階から一歩進んで、より細かい指導が入るようになりました。これも、ある程度体の動かし方に慣れてきた証拠ですね!どんどん動きがよくなっていくのを見るのは気持ちがいいです。
 ということで、今日は練習生の方も基本長拳に初挑戦です。名前の通り、突きや蹴りだけでなく、その他の基本的な動き(防御や足運びなど)が満遍なく入っているので、これを覚えたら、基本の動作を1つの流れとして練習することができます。もちろん、今日は初めてだったので途中まででしたが、それでもこれからの練習に役立つ動きがたくさん入っていたと思います。
 わたしも、今は見ているだけですが、初心に返って基本の動きを丁寧にやり直そうと思いました。もっとも、体力がついていくかどうかが心配ですが・・・。
(副)

基本長拳について
2011年4月9日
 今日は基本の突き蹴りで体を温めた後に、基本長拳にゆっくりと取り組みました。基本長拳は一番最初に学ぶ套路であり、長くはないのですが、これから先に触れる套路の要素が多く詰まっており、また下半身の強化にとても適しています。今日は特にしっかりと腰を落とすこと意識しましたが、ひとつひとつの動きがいつもよりきつく感じ、フローリングが自分の汗で滑るほどでした。これまでは上半身の動きにとらわれるあまり、無意識に腰が上がっていたという証拠ですね。反省です。
(道)

自主練習について
2011年3月26日
 今日は練習生と二人で前回と同様に基本と運足、突き流しを練習しました。
 突き流しは前回の反省を踏まえ逆突きをしましたが、やはり順突きよりもスムーズに取り組めていたように思います。
 また今回は、練習に慣れてきたこともあり、自主練習の時間を設けてみました。横から指導されるだけでなく、自分で試行錯誤しながら反復練習してみると多くのことがわかりますし、またさらに多くの疑問が湧いてくるものです。そのように練習中や家で浮かんだ疑問や気付きは、遠慮せずにぶつけてください。
(道)

運足について
2011年3月19日
 今日は基本のおさらいと、突き流しの前段階として運足、また順突きの突き流しを少しだけ練習しました。
 運足とは字のごとく「足運び」ですが、足を前に出す際に一旦軸足に引きつけてから前に出す動作です。足が平行になった瞬間に金的を攻撃されるのを防ぎ、また移動の際に体勢が崩れないようにする意味があります。これまではその場の突き蹴りだけだったのが、運足の練習によって、より動的なものとなりますので、動きの中で自然に次の動作に移ること(重心移動)を意識しながらでないとスムーズにいきません。
 今回は、次の練習段階である剛法が頭にあったので順突きの練習をしました。なので特に難しかったと思います(逆突きであれば、その動きは歩く動きに似ている(右手と左足が同時に出る)ので比較的取り組み易いように思います)。
 剛法のことはひとまず置いといて、次回からは逆突きを中心に運足に慣れてもらおうと反省です。
(道)

七星拳
2011年3月12日
 今日は久しぶりに1人での練習となりました。主に七星拳の練習をしましたが、やはり七星拳くらいの套路を繰り返しすると疲れました。しゃがんだり立ったりが何度もありますからね…。
 最近は下半身の鍛錬をと、会社の昼休みに階段昇降をしています。下半身はやはり重要ですので、継続したいものです。
(道)

突きについて
2011年3月5日
 今日は、前半は1人で七星拳の練習、後半は先週見学に来ていただいた方と一緒に受け身と突き、柔術の練習をしました。
 突きの動きで最初に気をつけるべきポイントは、@足の返し、A腰の回転、B脇の締めの3つです。
 と言っても最初は慣れない動きに戸惑うのが当然で、徐々に力が抜けて、体重移動を腰の回転で拳に乗せられるようになってきます。
 教える側としても、「すぐ矯正する部分」「(徐々に)自然とわかってくる部分」を整理して、的を絞った指導をしなければいけないと反省ですね。
(道)

祝☆見学希望者!!
2011年2月26日
 今日は、このホームページを開設してから初めて、見学希望の方がいらっしゃいました!まだ小さな道場だし、少人数で細々と続けていますが、こうして少林拳に興味をもっていただけると本当にうれしいです。これからも更新をがんばります。
 さて、見学希望ということで来ていただいたわけですが、早速、準備運動や受け身、基本の突き蹴りを実際に体験してもらいました。準備運動の中で柔軟をしますが、体が柔らかくて、早くもまわし蹴りの素質がうかがえました。突き蹴りの練習をしているとわかるのですが、蹴りをする時には、どうしても股関節の柔軟性が必要になります。特にまわし蹴りは、足をしならせるようなイメージで蹴るため、股関節が柔らかいとスムーズに蹴りやすくなり、威力も大きくなります。わたしも、なるべく毎日柔軟体操をするように心がけています。(つい忘れてしまいがちですが・・・。)
 見学希望の方には、ひとしきり基本の動きを一緒にしてもらった後、套路(形)や柔術を見学してもらいました。春風館少林拳では、6種類の套路がありますが、そのうちの3種類を見ていただいたので、なんとなく套路のイメージが伝わったかなと思います。柔術も、自分の力をなるべく使わずに、相手の力を利用してかけるということで、興味をもっていただけているとうれしいです。
 これからも、興味を持ってくださる方が増えていくといいなあ・・・。
(副)

基本の確認と柔術
2011年2月19日
 今日はいつもの練習場所である鹿島総合体育館が、プロバスケットの試合で使用できなかったため、急遽、県立武道館での練習となりました。また、久しぶりに練習生の神田さんが参加してくれたので、基本と套路のおさらい、柔術などをしました。
 神田さんは久しぶりの練習ではありましたが、基本ではかなり体の固さも取れて、スムーズな動きになってきたように感じました。下半身の筋肉がついて、もっと安定すればさらに良くなると思います。
 柔術は1人での練習ができないため、今日はせっかくの機会なので新しい技も交えてしっかりと練習しました。柔術では、技としては種類が数多くありますが、相手の体を崩す、あるいは動きを制限するという点では、どの技も同じです。つまり、1つの技でコツをつかむことができれば、その技にとどまらず、他の色々な技もできるようになりやすいのです。(コツをつかむまでが、なかなか難しいのですが・・・。)人にもよるとは思いますが、柔術は応用力が高いと言えるでしょう。
(道)

突き流しで体の動きを確認
2011年1月29日
 先週の練習始めに引き続き、1人で練習となりました。
 今日は突き流し(移動しながらの突き蹴り)を重点的に行いましたが、特に体重移動、足から膝・腰・肩・拳へと力が伝わるイメージを描きながら行いました。これはやっぱり体が適度に脱力していないと難しいです。力が入りすぎると「自分のイメージより遅い」ということがよくあります。
【練習予定メモ】
 来週も一人で練習になりそうなので七星拳の復習をしよう!
(道)

基本の突き蹴りをみっちりと・・・
2011年1月22日
 今日は練習始めということもあり、基本である突きや蹴りを重点的に練習しました。普段の練習でも、準備運動の一環として、体を温める意味で基本の突き・蹴りを行っていますが、これがなかなかハードです。突きを3種類、蹴りを3種類行って、終わるころにはどんなに寒くても汗をかいています。多分、準備運動が終わった時点で軽く満足感が得られます。
 その基本ですが、まずはその場で足を軽く動かしながら練習をします。突きとはいえ、下半身から腰、背中、肩、そして腕へと、自分の力を移動させる全身運動なので、やはり足が動かないと威力も落ちてしまいます。その場で、力が移動するイメージを思い描きながら、1つの突き・蹴りにつき数十回ずつ打ち込みます。1つ1つの動作を丁寧にしようと思うと、どうしてもぎこちなくなってしまいがちですが、それをスムーズに行えるようになるのが目標です。
 慣れてくると、今度は移動しながらの練習です。足の運びを意識しながら行うのですが、これが本当に難しい。足にばかり気を取られていると、上半身の動きがおろそかになるし、かといって足運びを意識しなければ、威力のある突きや蹴りにはなりません。こればっかりは、ただ練習あるのみ。基本をみっちりと練習してこそ、套路のキレも良くなるというものです。
 何事も基本が大事と言いますが、武術だけでなく、仕事も勉強も、人間関係も、基本的なことを大切にできるかどうかが、自分が成長できるかどうかにつながっていくのかもしれませんね。
 なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。
(副)

柔術を少々・・・
2010年10月23日
 柔術、平たく言うと関節技です。春風館少林武術では、日本古流の柔術に触れることができます。
 柔術は、相手の力を利用し、自分は少ない力で相手の動き封じることができるので、護身術として優れています。女性に限らず、小さいお子様や年配の方でも、自分を守る手段になると思います。
 また、体全体に網の目のように走っている「経絡(けいらく)」を刺激することになるため、肩こりや腰痛などが緩和されるかもしれません。最近体がなまっていると感じている方には、いい刺激になると思いますよ。
 この日は、相手を変えながら、基本的な柔術を2〜3種類行いました。練習場所は床がフローリングなので、受け身の練習の時や柔術の練習の時はマットを敷いて、痛くないようにしています。モットーは「無理はしない」なので・・・。うちの息子(8か月)も仲間に入りたそうです。笑
(副)

套路を少々・・・
2010年9月25日
 春風館少林武術では、型のことを「套路(とうろ)」と呼びます。基本の突きや蹴り、足の運びを中心に、套路ならではの連続技や、攻撃から防御、そしてまた攻撃へと流れるように移っていく様子は、見ているだけでも面白いです。
 基本的に、套路では複数の人数を相手にした攻防を仮定しているので、同時に二か所からの攻撃を防御したり、前後にいる二人を同時に攻撃したりと、全身を駆使して動きます。普段使わない筋肉をたくさん使うことができますよ。1つの套路を2〜3回すれば、次の日は筋肉痛になること間違いなしですね!笑
 この日は、1つ1つの動作の意味を解説しながら、ゆっくりと練習しました。慣れてしまえば、1つの套路は数十秒で終わってしまいますが、最初のうちは長〜く感じます。早く、きびきびとした動きで套路を行えるようになりたいものです。ちなみに、練習場所には大きな鏡があるので、自分の動きをチェックしながら練習することができます。道場長の動きを見ながら、自分の動きを直していきます。
(副)